展覧会のお知らせ

イラストレーター 絵My Books〜それぞれの本のカタチ〜展
いなだゆかり・桜井輪子・橋本尚美・山本久美子
2005年4月4日(月)〜9日(土)
@南青山・ピンポイントギャラリー

この度、イラストレーター4人による手製本の展覧会を開催するはこびとなりましたので、
ぜひご注目いただきたくご案内致します。よろしくご高配賜りますようお願い申し上げます。

展 覧 会 名: My Books 〜それぞれの本のカタチ〜展
会     場: Pinpoint Gallery (Tel. 03-3409-8268)→会場地図はこちら
東京都港区南青山5-10-1フタバビルB1
最寄り駅 東京メトロ銀座線および半蔵門線 表参道駅B1出口(ギャラリーHP
入場無料
会     期: 2005年4月4日(月)〜4月9日(土)11:00-19:00 (最終日17:00まで)
出 品 作 家: いなだゆかり 桜井輪子 橋本尚美 山本久美子
問い合わせ先 : 090-3531-0622(担当:いなだ)または メール
作品の写真原稿ダウンロードはこちら

一枚の絵から「ページをめくる」ことにより動き始める絵本の世界に、

4人のイラストレーターがアプローチを試みます。

手で触って見ることのできる身近な存在である絵本。
それは、壁に掛けられた一枚絵では味わうことの出来ない、手の触感と「間」の楽しさでもあります。

「絵本と原画」という展示形式にこだわらず、壁面に展示する「絵」さえ、
あたかもその本の一部であるようなコラボレーション的作品もあり、手法はさまざまです。

山本久美子は、リトグラフをそのまま綴じたお話絵本、
橋本尚美は、一枚の絵からはじまったグラフィック・ノヴェルを版画で、
桜井輪子は、あるイメージが成長して物語になる過程をそのまま見せるコマのある絵本、
いなだゆかりは、1000年飛躍した百人一首のINADA語訳とカルタ絵を出品。

本と絵、触覚と視覚、互いに共鳴しながら広がっていく、
4人それぞれのヴィジョンを感じていただければ幸いです。



「MOMOSHIKI」

定家の百人一首を元にしたいなだ版カルタ絵といなだ語訳。今回は1番の天智天皇から20番の元良親王までの20首を好き勝手にいなだ語訳いたしました。正当な現代語訳とは言えないですから、本当は間違っているかもしれません。カルタ絵に至っては「なんじゃこりゃ?」でもございましょう。お許し下さい。しかし、定家から約1000年、今、私たちが見ている世界は定家の時代とはまるで別世界です。定家のDNAを受け継ぎつつ、そこから1000年飛躍した百人一首を、幅広い年代のかたに楽しんでいただけたらと思います。
出品点数は百人一首11番から20番のタブロー10点+1番から20番の絵といなだ語訳の製本作品2点。 >> さらに詳しく


いなだゆかり Yukari INADA
イラストレーター。PIG-D'S主宰。WEBデザイナーでもあり雑誌の編集デザイナーでもある。
HP→http://www.pig-ds.com/


「給水塔星人」
東京の街の集合住宅のてっぺんには、たいてい給水塔が鎮座している。まるで空から降ってきたようだ、と思う。それが「給水塔星人」の始まりだった。給水塔星人は謎の生命体で、なぜか給水能力を持っている。善意も悪意もなく「ただそこに在る」のだが、人間は「在る」ものを「在りのまま」に受け入れることができない。だから、消毒薬を入れようとしたりする。

「給水塔星人はこわくなってソラへ逃げた
 おやくにんは『これも皆さんの安全のため』といった
 住人は、またくすりの匂いのする水を飲むことになった」

都市に降ってきた給水塔星人のイメージとそのバリエーションによるタブロー4点と、じゃばら製本による絵本を展示。>>さらに詳しく


桜井輪子 Wako SAKURAI
グラフィックデザイン、舞台美術等の経験を経たイラストレーター。
HP→http://www.jfast1.net/~wakos/


「Life is Sweet」「Donuts are nice」
「Alfresco Luncheon」

抽象的な版画作品「Life Is Sweet」の制作過程で偶然生まれた二人のキャラクターが登場する同名タイトルのグラフィック・ノヴェル。孤独であることを認めた「女の子」が、新しい世界を求めて壁の裏側から這い出てきて出会う一人暮らしの「主婦」。

続編である「Donuts are nice」は、それまでの空腹と孤独をドーナツと音楽で満たしつづける。そして初めて戸外に出て行く決意をした二人の奇妙なピクニック「Alfresco Luncheon(野外午餐)」。

グラフィック(劇画であり版画である)・ノヴェルと、壁に飾る版画作品の間を行ったり来たりしつつ、二人の世界を描きます。各作品につき、手製綴じ本と版画作品、計6点他出品(予定)。>>さらに詳しく


橋本尚美 Naomi HASHIMOTO
グラフィック・アーティスト。個展などでの版画作品発表を中心にイラスト、デザイン分野でも活動。CDジャケットなどに版画作品を提供もする。
HP→http://www.fantafonte.com/


「どようび」

おるすばん・・・それは、ひとりだけの夢見る時間。ある男の子が、現実と想像の間を行きつ戻りつ過ごす土曜日のお話を、リトグラフにて描きます。手製本と額装の計4点出品(予定)。

ほか、2003年度ボローニャ国際絵本原画展に入選し、それを機にフランスのLirabelle社から2004年刊行された「A' la recherche de Maru」(マルをさがして)の原画を展示。


山本久美子 Kumiko YAMAMOTO
イラストレーター。出版、webを中心に活動する。
Lirabelle社からの2冊目を制作中。

(c)2005 Yukari INADA, Wako SAKURAI, Naomi HASHIMOTO, Kumiko YAMAMOTO.