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   No.19・ July 2002
 

"Mi trovo"
<< あるところ>>

ed.15,30cmX40cm,
lithograph ,1996

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7月1日(月)

 今年ももう後半に突入とは!本格的な夏も目前。夏と言えばTシャツ。ということで、今月は宣伝から。

 私のイラストも参加しているTシャツとポストカードのウェブショップ「ピカピカキャラカン」がオフライン展をします!その名も「Tシャツの主張」。7月22日から青山のピンポイント・ギャラリーにて。詳しくはこちら。

  今月の作品は「ミ・トローボ」。例によってイタリア語ですが、なんか日本語に直訳しにくいです。単に私の語学力のせいもありますが。「自分がいるところ、自分をみつける」みたいな感じです。もともと、作品タイトルはイタリア(たまに英語)でつけるのですが、イタリア語の場合、意味はもちろん読み方もわからんぞ、という業務上の不便さがあって、日本語タイトルもつけるようにしました。しかし、業務連絡用にとりあえず命名するのも何なので、和訳するというより、また日本語で最初から考え直したタイトルだったりします。もちろんほぼ同様の意味合いにはなりますけど。

先月はあまり作品自体の話ができませんでした。反省。今月もよろしくおつきあいください。(つづく)


7月8日(月)

 今月はひさしぶりに「赤いゲイト」が入っている作品です。最近うちの近所では夜中にスプレー落書き魔が出没してるらしく、それが、いつも同じゲイトのようなものを描いていくのです。「あんたが描いてるようなやつなのよ」とはうちの親の弁。でも、私じゃないっすよ。念のため。

 それにしても、あつい!窓を開けていたら近所のねこが侵入してきて、しかも屈んで見てたら、背中に飛び乗られ、しばし間抜けな状態ですごしました。そういう不自然な姿勢、視点でいるとなんか周りがへんな感じにみえたりします。なにも背中にねこを乗せて、腰をまげて、上目づかいに見る必要はないのですが。プールにいった時も、空いていると時々、水中でんぐりがえしをします。大人になるとでんぐりがえししたり、鉄棒でまわったりする機会もないので、水中でんぐりがえしのまわる視点はとても新鮮です。たいてい鼻に水がはいってつらいけど。

 この作品も、いろんな視点からゲイトをさがしているようなイメージで作ってみました。(つづく)


7月16日(火)

 台風一過。梅雨明けも目前のようです。あと2ヶ月ほど暑さに耐えてひっそりと暮らしていきたいものの、個展の準備もあり、この夏の間にやっておかねばならないことは少なくない。この夏をどう過ごすかにかかっているといっても過言ではない。なんか受験生みたい。かき氷を毎日食べている場合ではない。

 とりあえず最近の一番の悩み事は、個展の案内状の写真をどの作品にしようか、ということです。お知らせする人へのいわば「顔」「名刺代わり」なので。そう思いつつ、最近の作品(個展に出品するもの)を眺めていると、本当に今月の作品などの頃とは違う気がします。

 当時は、自分で自分の中にあるものが何かよく分からないということが気にかかっていて、それを探し出すというか、どこにあるのだろうと空想の地図を手に未知なる道をたぐるような感じでした。自分の制作自体も作品自体も同じようです。

 それに比べると、最近は、その未知なる道の途中で立ち止まったり、そこからまた周りを見回してみたりというイメージです。以前は地図を見ていたけれども、今は地図の中にいるので地図の全容は見えないけれども、個々にたどる道で出会うものを観察しているような状態です。

 あいかわらず、何言ってるんだか自分でもよくわかりませんが・・・。ところで、今書いた「未知なる道」というのは、「道」と打とうとして「未知」と出てきて(それはことえりだからか)、「そう!言いたいことは、未知なる道なんだよぅ!」となったのです。きっかけが変換間違いとはまぬけな道ですが。(つづく)


7月25日(木)

 プロバイダの都合で、来月からこのウェブサイトのアドレスが変わります。もちろんお引っ越し告知ページは用意しますが、ブックマークorお気に入りの変更もおねがいします。しかし、ホームページやメールのアドレスを変更告知するのって結構たいへんですよね。そのうえ無料サービスを「売り」にしておいたのに、急に有料orナッシングの選択を迫られたりなんかすると、ほんとに腹立ちます。iTools→.mac.comの話ですが。マカーはこの仕打ちはわすれないぞ>Jobs。

 先週、自分で書いたことを改めて考えてみました。今製作中の作品は、まだスケッチをしている段階ですが、「個々にたどる道で出会うもの」について。とりあえず、今いるところは、狭い所で上の方にちいさな窓のような裂け目のようなところがあって、そこを通して外が少し見えているような光景が頭の中にあります。念のために書いておくと、幻覚を見ているのではないですよ(笑)。心証風景とでもいうものでしょうか。

 めずらしく、同時に二つの作品のスケッチを同時にしていて、そちらの方は、やっぱり狭い所にいて、外では雨が降っている。ちいさな窓からお皿をさしだして、雨粒を受け止めている様子です。その雨粒をどうしようというのでなく、なんか、辛抱強く雨粒を受け続ける番人の図です。何の役に立つのかは自分でも不明。こっちの雨の番人は、アイディア倒れになるかもしれませんが、番人さんのストイックというか引きこもり一歩手前のような状況は、いろいろ空想が膨らむところです。

 ところで、ウェブサイトの引っ越し先に伴い、このサイトにも「名前」をつけることにしました。今のHashimoto Naomi's websiteは、そのまんまやないけ!なので・・。そのへんも含めて、来月1日リニューアルの予定です。お楽しみに。