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   No.37・January 2004

"January" from 12 stories

7cm x 7cm, lithograph on papier colle'

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1月1日(木曜日)

 恭賀新年。今年もよろしくお願いします。年始早々、肝心のウェブページ制作ソフトが機嫌が悪いだけでなく、サイトファイルそのものがなんかこわれかけらしい。全ページ再生作業してるけどけっこーな量がある。でも、それも続けてくればこそであるとむりやり前向きにうけとめてみる。そんなわけで、とりあえずトップページのみリニューアルですが、予告をしておくと、今月の作品は12点セットなので、今月は一気に全作紹介の予定です。

 で、今月の作品ですが、一部の人は見てわかると思うのですが、今年の年賀状にしました。一枚ずつ雁皮紙に刷って、ハガキサイズの版画紙に張り付けてあります。といっても、12点セットなので(1月から12月までがそれぞれモチーフになっています)、私から年賀状をお送りした人はその12点のうちのどれかの作品になっています。(つづく)


1月4日(日曜日)

 曜日の都合でお正月気分も今日でおしまい。元旦のリニューアル更新とともに、一気に公開予定だった年賀状12点シリーズを方針をかえて、小出しにしました。まずは3月分までこちらから。

 いちおう初詣をして、親族も東京か隣県なので親戚の家に行くのも昼間いってかえってくるだけだし、いつもどおりといえばいつもどおりのお正月休みではある。例年と違うのは、DVDをより多く見たのともんじゃ焼きを食べたことかな。おいしかった。休みがあけたら、Flashのマニュアル本買ってちょっとサイトリニューアルの再トライをしようかと思う。(つづく)


1月11日(日曜日)

 もうお正月がだいぶ昔のことに思える感じだけど、巷は3連休のようです。年賀状12点セットをまたすこし追加しました。こちらから。

 おとといあたり、まとめて新しい作品用にスケッチをして、しばしそれを部屋にはり出して眺めつつ、検討するという作業(実際は眺めては、ちょこちょこ足したり引いたりしてるだけなので、作業というほどのことはしていない)をしているのだけれど、当面のテーマがかわりやすい私ではありますが、昨年からの反動ということもあって、今回はとくに色と形についてよく考えようとしています。作品自体にストーリーがあるものだけれど(物語風ということでなく)、今回は、とにかく気に入った色と形というアイディアだけを抜き出して、あとから(作りながら)ストーリーは勝手に作品が語るのを待とう、という感じです。とはいえ、まだはじめたばかりだからどうなるのかは、自分でもさっぱりわからないのだけど。風邪がはやっているようなので、皆さん気をつけましょう。(つづく)


1月18日(日曜日)

 東京は雪が降ってとっても寒いです。家ではホットカーペットの上にプラグ抜いたままのコタツおいてるぐらいで他の暖房機器は使ってないので、室内気温もかなり低く、テレビのリモコンとか触ると冷蔵庫から出したてみたいに、すっごい冷たくなっていてびっくりした。

 先日ようやくずっとスケッチしたり下絵をつくったり描画したり版を彫ったりしていた作品を刷りはじめました。刷ったのはは木版画だけど、リトの方は工房の薬品がちょっと変わってしまっていて、なんか使い勝手が違ってしまった。版画というと木版画、と思い浮かべてしまうとどこかナチュラルな技法なイメージもありますが、たいていの版画制作はかなり色んな薬品を使っているんですね。とくにリトは化学の世界(それほどおおげさでもないけど)なので、化学薬品から酸から、お片付けなどにつかう有機溶剤まで多種の「有害」薬品をつかっています。無公害版画制作という流れもあるけど、それ以前にやっぱり圧倒的にニーズが少ないので、薬品を製造するところが減ってしまっているんですね。仕方なく外国のメーカーのをネット個人輸入したりしたこともあるのですが、それなりに使い勝手がわかって自分で加減できていたものが変わってしまうとちょっと不便です。とはいえ、なんとか無事に作業はできました。道具や備品薬品など大事につかっていかないといけないです。(つづく)


1月26日(月曜日)

 今日はお友達が遊びに来たので、1年ぐらい前に近所にできたレストラン(でもずっと行く機会がなかった)にいってみた。私が住んでいる地域にしてはこじゃれているけど、わりと普通。でもとにかく気が済んだ(笑)。なかなか近くのお店っていかないですね。ほんとは近くに通えるお店があると楽しいんだろうけど。

 先週は、このサイトの中で工事中だったところをいくつか復活させました。まだ、サイトの構成を少し変えてしまった所のリンクがうまくいってなかったり、工事中のままのページもあるので、早めに手をつけたいです。とりあえず、新年にサイトリニューアルをする!と息巻いていたのから比べると、かなり小粒となりましたが、トップページの新デザインもようやく見なれて来ました。あと計画中なのは、supplementのコーナーを作り替えるのと、英文のページを準備しています。それほどニーズはないと思うし、このギャラリートークのページまで英訳するのはとんでもないことだけれど、基本的な情報などは用意して、いろんな所の人に作品を楽しんでもらえるきっかけになれば思っています。昨年イタリアを旅行した時も、現地に住んでる友人がいくつか「営業」にまわってくれて、実際の成果はなかったのですが、「みんな自由に作りたい所へいって作りたいものを作って、みてもらえばいいよ」というお話をきいて、それもそうだな、なんて思いました。実際にはリトプレス機があって全然身動きとれないんだけど(笑)、まあ作品には、気楽に旅にでてもらいたいものです。英語が得意な友人にお願いした英文原稿の添削もできあがってくるころなので、サイトのほうも今月中にはできるといいなあとおもっています。(つづく)


1月31日(日曜日)

 ありふれた表現ながらもう1月も終わりとは。なんとか年賀状(いまさら年賀状でもないけど)12点セットのお話をまとめる事ができました。みてみてくださいね。今月の作品自体は、その12点セットの1つめの作品のため、こっちにあまりコメントは書かなかったのですが、せっかくなので、この作品全体について補足をしようと思います。

 個々の12個の作品はごらんのとおり7cm四方の小さな作品なのですが、実際に刷っている時は12点つながっていたのです。lithograph on papier colle' というのは雁皮(がんぴ)刷りのことなのですが、雁皮紙というとても薄い和紙にふつうの厚さの版画用紙で裏打ちしたものに刷られているのです。というのが普通の(たぶん)雁皮刷りだけれど、年賀状で枚数が多いのと、ハガキサイズの小さな厚紙(支持体になる紙)をプレス機に通すのが、あまりいいことではないので、雁皮紙だけで刷って、あと個々に切り分けて、ハガキサイズのブレダン紙やケナフ紙に一枚ずつ糊付けしてあります。版木にこの7cm角の凸版部分をつくって、そこに刷り上がった雁皮紙をおいて、薄めた糊をぬって、版木の見当にあわせて紙をのせてバレンで圧をかけるという方法にしました。要するに凸版の空刷りをして糊付けしているのでした。最初からイレギュラーな方法をとってしまったので、こうなったのですが、サイズもちいさいし、コタツにはいってすりすりと内職のごとく作業していたのでした(笑)。

 で、肝心の12枚つながったままの状態のも、もちろん残っていて、これは普段使っている版画用紙(BFKかSomerset)で、ちゃんと雁皮の裏打ちをして額にでもいれて飾ろうかな、と思っています。これはもちろんプレス機をつかってちゃんとやる予定です。
 


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