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  No.48 December 2004

"Botanical Garden"

<<ボタニカル・ガーデン>>
ed.15, 17cm X 20cm, lithograph and woodcut ,2004

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12月1日(水曜日)

 個展も済んで、いよいよ今年も残すところあと1/12となりました。おかげさまにて個展も無事にすみ、今回もまた多くの方にお目にかかれてとてもうれしかったです。今月の一枚は前回にならって個展の時に特に気にっていただけた作品をピックアップしてみました。今回の個展は先月紹介したようなピンクなど強い色が大いに主張してる作品が多かったのもあって(たいていの私の作品はそうなんだけど)この作品の静かな水のイメージが気に入っていただけたのかもしれないです。

 そういえば、前回の個展の翌月のこのページも、わりと落ち着いた色合いの作品をのせていました。しかも今読み返してみて自分で可笑しくなってしまったのが、クリスマスの話題にからんで幼い頃はお寺系の幼稚園だったので『(総じて幼少時の記憶が薄いけど)、お堂や、象のぬいぐるみや、お絵描き、お弁当の記憶だけ残っている。三つ子の魂百まで云々』とあるのでした。ほんとにその通りで、今年も個展直前にもかかわらず10月末には奈良京都に見仏旅行にゆき、キティEX展を見て以来にわかキティラーとなり(来年のカレンダーは、パンダとキティちゃんのにした)、まあ絵は描き続け、相変わらず食べるのは大好き、という暮しをつづけております。

 で、今月の一枚「Botanical Garden」ですが、ご覧のとおり蓮のイメージだったりするので、はじめは「Lotus」というタイトルにしようかと思ったのだけど、あまり見る人にイメージを固定してもらいたくなかったので、すこしカテゴリー(?)を広げたところでこのタイトルとしました。夏の暑い時期に調布の神代植物園に行き、もう蓮の花は終わってしまった時期(だったと思う)で、でもたくさんおっきい蓮の葉がゆらゆらとしていたように思う。ほんとにすごく暑い日だったので、葉っぱもたいへんだなーと思ったりしたぐらいで、特にそこでスケッチをしてみたとか、深く心に刻んだとかではなかったのだけど(そもそも、この作品は5月頃もう出来ていた)、やっぱり蓮は不思議な魅力があると思いました。

 そもそもその神代植物園にいったのも、まず深大寺で白鳳仏を見て、門前で蕎麦を食べ、鬼太郎茶屋で妖怪かき氷を食べ、温泉につかるというメニューの一部だったので、今や記憶が薄いのも仕方のないところだ。しかし、たぶん8月のページにあると思うけど、植物園では私は蓮よりもマルハチという植物がとても気に入りました。....月が変わると、ほんとに個展も済んで普段の毎日になったなー、という気になります。しかし12月はやることが多いぞ。そういえば!このギャラリートークのコーナーも今月で48回。つまり丸4年続けて来たことになります。やればできる。それでは、みなさまもお風邪など召しませぬよう、今月もよろしくお願いいたします。(つづく)


12月6日(月曜日)

 寒かったり暑かったり風吹いたり、やはり12月も不思議な天候です。個展の期間中、いつもに比べてちょっとお天気に恵まれなかったな、と思っていたのですが、まあ恵まれていたと思ってよさそうな気もする。近所の公園の猫さんたちが風ですっ飛ばされてないことを祈る。とりあえず1匹は確認。

 そんなわけで、いろいろ用事も済み、また新たに始めることもぼちぼち動きだし、でもなかなか作業だけが進まなくってこまっています。そうやっているうちに、年賀状つくらないといけない時期になってきました。。その前に、グリーティングカード(クリスマスカード)はもう今だしても遅いぐらいだそうで、どーしたものかと思う。思ってないで作ればいいんだけど。

 私は、何つくろうかなあ、どんな作品にしようかなあ、とずるずると考えまくって作品を作ることが多いのだけど、わりと作りたいものがすでに浮かび上がっているのに、いまだに制作に至らずというのも、なんか居心地が悪いものですね。なんか忘れちゃったり、アイディアのままで色褪せてしまいそうだ。ほんとにさっさと行動に移そう!たしかに、忙しいだなんだいっても、ほんとに日々忙しく働きまくってる方に比べたら、やっぱりのんびり暮らしてるんだろうし。真面目に行こう。(つづく)


12月12日(日曜日)

 去年はグリーティングカードもちゃんと木版画で作って、このサイトにもアップしたのだけど・・・というわけで、よければ去年のグリーティング・ムービーでお楽しみ下さい。来年の話をすると鬼が笑うというけれど、だんだん翌月の予定を決める必要もあり、来年のカレンダーやスケジュール帳をだしたり、しまったり。今年は購入が遅かったので、必要な時にどこにしまったか忘れたちゃったよ(泣)という自体は回避できてよかった。

 手帳は毎年これ、と決めている人もいると思いますが、私はわりといろいろ悩んで、結局いつも似たようなのに落ち着く、というタイプです。5穴ミニリフィル用の手帳を違うのに変えたいのだけど、とりあえずリフィルはとても安いし、一応買っておくか、と思って結局それを使う。それかクオバディスのイタリア語版手帳。でも、あまり日々こまごまとしたスケジュールに追われていない私は、なんか余白ばっかりになって、時に空しくなったりする。

 で、結局今年は、先月あたりにも書いたけど、壁かけカレンダーがパンダさん、デスク用のカレンダー兼予定表がキティちゃんの、手帳は結局5穴ミニか、なんか外国の装丁の絵がたくさんのってるやつ。でもきっとそんなに使いこなせずに一年は過ぎてゆくのである。じゃ、そんなにいろいろ買うなよ>自分、と思いつつ毎年伊東屋のカレンダー&手帳フェアを物色する。ちなみに、キティちゃんのカレンダーには、女の子ものらしく色々シールがついている。誕生日とかショッピングとか。で、「目標達成!」っていうのが15枚もついているのである。一月に1回以上「達成!」しないといけないなんて大変じゃん・・・。そもそもそんなにたくさん目標を用意できるのだろうか。

 しかも今年は日記帳も買うのだ。ずっと8年連用日記をつけてきて、今年がその8年目となりました。さすがに8年をざっとふりかえると、やっぱり変わってない(笑)というのがぬぐいようのない第一印象ながら、多少は成長のあともみられるような気もする。でも、このタイプの日記帳はあまり選択肢がないのが残念ですね。

 ざっとふりかえるといえば、ちょっと作品の資料づくりなどしていて、昔の作品など見ていると、たしかに今のとはかなり作風が違うのだが、自分の何が違っているから作品が違っているのだろうか、なんて思ってみたりする。昔の作品でもちろん今も大好きな作品もあるし、今となっては「うーむ」としか言えない作品もある。まあ、今でも「うーむ」な作品は輩出しているものの。でも、今月の作品にしてみたって、また8年ぐらいたってみたら、どう思うのだろう。というより、個展で気に入ってくれた人たちが、そんなに長い間、この作品につきあっていってくださるのだろうか。もしそうでも(そうでなくても)作り上げてしまった以上、自分ではどうすることも出来ない部分もあるけど、ずっと自分の作ったものとして誰かが見続けてくれていることを忘れてはいけないと思ったりするのでした。(つづく)


12月20日(月曜日)

 やるべきことをテキパキしないまま、そろそろやらねば!と思い立った先週前半から風邪ひきさんになった。そんなんでさらに用事が進んでないのである。さすがに今年は大掃除は絶対したいのである。ぜっったい。あと年賀状用の作品つくり。間に合うのでしょうか。。

 風邪ひきといっても、大したことはないのであちこち出歩いているのだが、表参道のイルミネーションないのね。唐突ですが。近くで友人の個展があり、そういえば、と思ったらなかった。別にそれを見に行ったわけじゃないからいいけど。同行した別の友人達とうどん屋で飲み、日々直面する諸問題について語り合う。つまりたわいのない話をする。

 その前日はイタリア映画「山猫」をみた。途中で一時寝てしまったものの、おもしろかった。シチリアはやはり絵になりますね。昔の公開当時(またはビデオなども?)英語だったそうで、イタリア語完全版というのが、今回の売りだったようです。バート・ランカスターなどは口をみるとイタリア語しゃべってないはずなのに、口の開いているのだけはちゃんと合っているのである。19世紀末のイタリア統一の歴史などもう少し予習してからみればよかったと惜しまれる。しかし、後半の舞踏会のシーンで、お屋敷の一室に「おまる」がずらーーっと(何十個も)並んでいるシーンが妙にリアルで印象に残った。

 先日も偶然ケーブルテレビで「ひまわり」を見たのだが(用事が進んでないのは、風邪のせいでなくて単に遊び過ぎだということか)、普段クラシック映画ってあまり見てないのである。いわゆるドラマものもそれほど見ないのである。なのでもちろん有名古典映画とは知っていたが見るのは初めてで、夜中に布団のなかで寝転がりながら見て、おもいのほか号泣した(笑)。「山猫」のアラン・ドロンしかり、「ひまわり」のマルチェロ・マストロイヤンニしかり、物心ついて知る彼らはすでにおぢさんであったが、往年はほんとに美男子だったのだろうと思う。

 ああ、作品と関係ない話ばっかりだ・・。(つづく)


12月28日(火曜日)

 今年最後の更新となります。この一年もお世話になりました。大掃除をしつつ(?)個展を含め今年を振返ってみて、もっとがんばるべきことがたくさんあるけれども、それぞれを上手く繋げていくことが果たしてうまくできたであろうか、とさっくり総括してみました。また後でよく考えてみる。その前に、年賀状。ちょと失敗してやり直してやっと版ができた。みなさまもよいお年を。

 振返りついでに、今年よかったと思ったことをちょっとまとめてみる。解墨での描画&製版が上手(当社比)になった。奈良と京都で仏像をたくさんみた。「Life Is Sweet」のスピンオフ作品で作った作品が気にいって、勝手にシリーズ化を目論んでいる。iPod買ってほんとによかった。シンプソンズの1000ピースジグソーパズル完成した。MJにサインもらった。そして、なにより個展などでたくさんの人に会えたことでした。

 反対にいかんかったことは、ずっと続けてきた8年日記を8年目の今年、かなり早い段階から書かなくなってしまった。もったいない。来年から10年日記に挑もうとしているのだが続くのでしょうか。夜更かしが直らなかった。春から夏にかけて、ぼーっと考えてるだけでほとんど作品つくらないことがあった。イラストの仕事も少なかった(しょぼん)。そのわりにCDとDVDちょっと買い過ぎた気がする。

 でもやっぱりなんとなく辻褄のあった一年だったように思う。『もう少しがんばりましょう』ハンコあたり。そんなわけで、今年も暮れ行く。いろいろありがとうございました。みなさまにとって来年もよき年となりますように。(今年はこれでおわり)


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