No. 59 - November 2005
gallery talk 今月の一枚

"How To Feed A Llama" (リャマの飼い方)
ed.20, lithograph, 2005

11月1日(火曜日)

 新装開店!にはほど遠いながら、ちょこちょことリニューアル中。

 版画作品をお求めいただきやすいように、ショップページを中心に作業中です。しかし、メインコンテンツは今までどおり、こつこつと毎月ひとつずづ作品をご紹介する、この「今月の一枚」。以前は「gallery talk」なんて名前つけてましたが。ともかく今月はリャマちゃんです。

 ふだんの「版画作品」とはまたちがうグラフィックの世界ですが、これもリトグラフ作品にはちがいありません。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、先月flashムービー版を公開した今月の一枚「How To Feed A Llama(リャマの飼い方)」ですが、もともとはリトグラフで限定20部制作し、さらにそれを手綴じ本にした、ちーさな絵本です。ごらんのモニターにもよりますが、ほぼ原寸大かこの画像より小さいぐらいです。そして、外側はイタリアの新聞で装丁、そして内側はふわふわの専用ボックスにはいっています。もちろんこの「ふわふわリャマボックス」もお手製です。(つづく)


ふわふわリャマボックス(奥)


11月6日(日曜日)

 お知らせ。今週の火曜日より、練馬区立美術館内の一般展示室にて、東京版画研究所展を開催します。私がふだん版画制作の場として利用している版画工房のいわば発表会です。40名ほどが出品いたしまする。お近くの方、ぜひご高覧下さい。

 11月8日(火曜日)〜13日(日曜日)10時から6時まで
ただし、初日は午後1時より、最終日は午後5時までとなります(搬入搬出作業のため)ので、ご注意下さい。
会場・練馬区立美術館 一般展示室 (最寄り駅は西武池袋線の中村橋)地図はこちら。

 私は、今月の一枚の「リャマの飼い方 with ふわふわリャマボックス」はじめ、グラフィック・ノベル作品をちまちまと出品の予定です。


11月14日(月曜日)

 おかげさまにて、東京版画研究所展は無事終了いたしました。ご来場くださった皆様ありがとうございました。それにしても、ほんとに寒くなりましたね。まわりにも風邪ひきさんが急激に出現ちゅう。新型インフルエンザに負けないよう、週末にはたくさんピッツァを食べました。

 展覧会では、この左のリャマ本(withふわふわリャマボックス!)はじめ、今までにつくったグラフィック・ノベルに、先月からはじめた銅版画でつくった新作をまじえ、3作の版画による手製本を展示しました。銅版画のは作品としては一番新しいものの、内容としては一番最初の「Life is Sweet」を作り直したもので、タイトルも「Life Is Seet reloaded」とマトリックスのような感じになりました。

 最初は、内容が同じで作り直しなのでタイトルをどうしようかなーと思っていたのだけれど、まさにリトグラフ作品から銅版画作品にテーマをリロードしたものなので、そんな感じで決めました。

 あとは、ストーリー展開として、「Life Is Sweet」「Doughnuts Are Nice」の続きものとなる「アルフレスコ・ランチョン」という作品。みんなカルメラさんとバンビーナのお話です。

 版画作品というのはタブローと違って直に手にとって楽しめるもの、とよく言われるものの、実際のところ、「作品」を直に手にとる機会はあまりないし、作家としても、やはり不用意に制作中の版や作品をさわられるのはあまり好まないものです。でも前に手製本の展覧会を見に行ったとき手袋が用意してあって、自分自身そうするとかえって気兼ねなく作品を手に取ることができたので、そのアイディアを頂戴しました。

 個展とちがって、期間中ずっと自分がお店番をしているわけにはいかないので、直接見た方のご意見を聞いたりする時間はあまり取れなかったのですが、それでも受付お当番などをふやして、私の作品を見てくれる方の反応や顔つきなどこっそりみて、私も楽しんでいました。

 いろんな人の作品をみるのは、楽しいですね。自分もいろいろ作りたくなります。ではまた来週。(つづく)


11月26日(土曜日)

 よほど拠ん所ない用事でもないかぎり、週末に更新作業をしているのですが、なぜか先週はエアポケットのごとく、更新を怠けてしまいました・・。寒いからなのでしょうか。近所のねこさんもすっかり冬毛でモコモコになり、ぼちぼち忘年会のブッキングの話もあったり、冬、そして年末なんだなあと思います。・・こわいですね(笑)。忘年会といっても、私の場合は仕事がらみではなく、お友達の集いなので楽しみなものです。

 今月前半におこなった東京版画研究所展に出品した、銅版画作品は、その後すこし手を加えて、とりあえず一段落です。もちろんリトグラフと銅版画ではいろいろと違うのですが、それなりに版画制作自体は多少の経験があるので、気になるところや知りたいところは、一般的な初心者のひとより思いつくものの、作業自体はほんとに初心者なので、もどかしい部分もあります。たとえば、インクなどの画材など、リトグラフ同様わりといいものをつかっているのだけど、効果があるのやら。

 とりあえず、今年はほとんどこのグラフィック・ノベルの作品作りで、いわゆる版画らしい版画は、ほとんど作ってない・・。来年の個展まで、もう1年きったし(そのまえに春にひとつ個展をしますが)、ちょっと焦ってきました。しばらくまたリトに専念しなくては。(つづく)

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