No. 62 - February 2006
gallery talk 今月の一枚

"A Mug Of Tea"

ed.15, 10cm x 10cm, lithography, 2003

2月1日(水曜日)

 2月になりました。このコーナーにとっても、もう5回目ぐらいの2月ですが、今年、はじめてFebruaryとスペルを間違えずに書けました。まだまだ寒いというかまさに寒さも本番ですので、まあ暖かいものでも飲んでみるかな・・という今月の作品です。作品は紅茶ですが、ここのとこ紅茶を切らしていて、コーヒーにマシュマロいれたり、お友達にもらった蓮のお茶などを楽しんでいます。

 ところで、それなりに長らくHPつくりなどしていますが、ウェブページというのは、ほんとうに見る人の環境でいろいろ違って見えるものです。私はMacユーザーなので、たまにWindows機などで自分のHPを見ると、色味がはっきりして見える。きっとほとんどの人はWin環境なので、実際Macでは少し色が浅くぐらいで作っているので、それでOKなのですが、ブラウザによっても見え方はちがうものです。先月いっぱいでIEがMac版提供を終了とのことで、べつに今インストールしているものが使えなくなるわけでないし、私もすでにデフォルトブラウザはSafariを使っているものの、HPの見え方はIEを「基準」としてきたのに、これだけ世間に普及しているブラウザにマカーは見捨てられていくのでしょうか。

ところで、リンクページに、お友達がオープンさせたギャラリーのHPを追加しました。みてみてください。(つづく)


2月5日(日曜日)

毎日とってもさむい。寒さには強い方だが、今年は別物の感がある。やっぱり夜中にふと目が覚めて息が白いとけっこう悲しい。しかし先週はけっこう活動的にすごしたので気分がよい。町田の版画美術館というところで開かれた版画集のための製本教室にゆき、とても楽しかった。

 ちょうど去年の今頃、池袋のコミュニティ・カレッジのルリユール教室ではじめて製本の基礎(の基礎)を習ったのだった。本当のことを言うと、一度大学にいる時に製本の授業があったのだが、すっかり覚えていない。でもミゾをおしこむ不思議な道具をその一回の講義のためだけに、なぜか買ってしまったようで、しばらく家にあった。

 今回のは版画の美術館らしく「版画集」にするための製本なので、私には願ったりかなったりだった。1年前の講座はとてもためになり楽しかったものの、いかんせんお金がつづかなくて一期(3ヶ月10回)でやめてしまった。その後、自分で作り続けてはいたけれど、ちゃんとした基礎を覚える前に自己流に突入するのはあまりよくない。

 予想通り、先週の講座でも「そういえば、そうだった・・」と遠い記憶が蘇ることも少なくなっかった。しかし、なにより今回の講座がたのしみだったのは、先生だ。版画家としてはもちろん、ルリユールの世界ではとっても有名なF先生である。実は、先生と私は同じギャラリーでまったく同じペースで、ほぼ同時期に個展をしているので、失礼ながら仲間のような親しみを勝手に感じている。一昨年は先生の翌週が私というように、お互い隔年11月なのだ。

 そんなわけで、先生の作品は毎回拝見していて、その作品にはみとれるばかりである。初心者を一から教えることは普段なさらない先生に、初心者が教えて頂けるチャンスだし、なによりデモンストレーションで作業の一部を実際に見られるのはとても貴重なのである。

 のりの粘度ひとつとっても、糊をぬる筆運びもなにをみても、興味深く、しかも自己流でへんになってる自分の作業の矯正もできるし、さっそく先週の二日間で、版画集製本の「練習」として、スケッチブックをひとつくった。(もちろん難はあるけど)とってもかわいくできて、すごくうれしかった。

 つづきはまた来月で、それまでに版画作品をしあげておくこととなった。せっかくなので、グラフィック・ノベルの新作を仕上げてそれをまとめたいところだけど、間に合うかなぁ。そんなわけで、作業にもどります。(つづく)


2月13日(月曜日)

 先週末より、オリンピックが始まりました。マスコットがあまりかわいくないと前々からケチをつけていた私ですが、開会式も○ちゃんの仮装大賞みたいだったり、パバロッティさんも不思議に大きかったし、毛糸のお帽子のピーター・ガブリエルさんに至っては、朝がた近所の公園にいるおっさんにしか見えずびっくりいたしました。なんだかんだいって、やっぱりイタリアでの開催だし、しっかり見てるんだけど。

 あまりふるわない日本人勢ですが、うちのお餅は幸せなようです。ブログに写真を載せてみました。こちら

 先々週の版画集の準備というか、肝心の作品の「版」の準備はできたけど、作品自体はまったくきまってない。描画されるのを待つグランドを塗って、ススでいぶした銅版画12枚、ぼんやりと工房の引き出しで眠っている。やっぱりあまりに時間がないかな。でも、案外やってみると出来るもんだし・・と思いながら、初めて見たけど、さすがに厳しいかも。

 そんな状況なのに、オリンピックみてるし。旅行のエアチケットで悩んでるし。餅の写真とってるし。そうそうせっかくだから、デジカメも買い換えたいし。もうすこし、がんばろう。(つづく)


2月26日(日曜日)

 先週は更新を休んでしまった。このサイトを初めて6年ぐらいたつけれど、旅行などでもないのにさぼったのは、2度目ぐらいである。しかも最近Macの調子がわるいというか、なかなか起動しないのである。RAMをクリアしつつ起動っていうのを5回ぐらいやってやっと立ち上がる。ハードディスクが困ったことになっているらしいので、修理ださないといけないのかも。やだなぅ。そんななか先週はものすごい勢いで銅版画をつくっていました。あまりにもものすごい勢いすぎて、作品としてどうよ、とおもうぐらい。でも、とにかく作った。週末に製本するので楽しみ。

 そんなわけで来月の更新が滞っていたら、それはMacが壊れたと思ってください。ブログのほうには何か書き込めると思います。

 ブログと言えば、去年見たイタリアの映画についての記事が、その映画タイトルをネット検索するとかなり上位(オフィシャルサイトの次だったこともある)にでるせいで、たいていそのページを見てる人が多いのだけど、先日の「わらう餅」ははじめて私の一般の記事でイタリア映画記事に勝ったのでした!

 来月は、中旬から銀座の伊東屋8階ミニギャラリーにて個展をします。会期は月末いっぱいなのですが、失礼ながら月末はイタリア旅行に行ってしまう予定。でも、お近くの方ぜひお越しいただけるとうれしいです。新作を含む、ここ数年の作品をとりまぜて出品する予定です。旅行に行くまでは、ほとんど在廊の

予定ですー。よろしくお願いいたします。


 

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