No. 67 - July 2006
gallery talk 今月の一枚


"Trasfigurare"(変わる)

ed.20, 10cm x 9cm,

Lithography, 1997年制作

7月1日(土曜日)

 あっついですね。でも靴とバッグのバーゲンに行く。前回ローラーをいれるのにとってもぴったりな手提げ(あとから、それはミニダックスフンドいれるやつだよ、と言われる)をみつけたので、同じのがまたあるといいな・・と思ったら、色違いを発見。これで製版インク用、摺り用のローラーと両方ともかわいい手提げ入りとなる。ついでに牛模様の靴を3000円でゲットし、帰り道はあっついからこそヤング麺カレースープを久々に食べる。とってもおいしかった。しかも今回はエビ天ものっけてみたので、とってもゴージャスな気分。

 そんな暑さきびしいおり、秋の個展に向けてリトグラフの制作にも気合いがはいる!のだけど、その前にグラフィック・ノベルを簡単な製本にして、ブックフェアで販売することにしました。本当はエッチングですり手製上製本をしているのですが、それを販売すると「本」にしては超高価本になってしまうのと、今回は出展社さんのご意向もあり、手軽に販売できるスタイルということになり、本の内容はおなじだけれど、プリンターで出力して簡易製本したものを低価で販売することにしました。

 興味ある方は、ぜひいらして下さい。カゼット出版のブースです。ブックフェアのサイトで入場券も手に入るとおもいます。よろしくおねがいします。(つづく)


7月12日(水曜日)

 毎日あっついですね。先週末のブックフェアではおかげさまでカルメラさんの絵本も予想より好評をいただいたようで、うれしかったです。ご来場くださった方、また偶然たちよって(?)気に入って下さった方、ありがとうございました。

 そんななか、日本的にはとっくにおわっていたワールドカップ、そもそもサッカーはルールもわからないほど(ルールってほどのルールないじゃん!とサッカー通にいわれるものの)ながら、イタリア通の私としては、彼らがこれだけ活躍するとやはり見ないわけにもいかず、さらにドルガバのサイトでACミラン写真集なんて見て目をキラキラ(笑)させてしまった以上、やっぱり気になるわけですよ。そんなわけで、この湿気と暑さと寝不足で、ふーふーいいながらの週明けだったのでした。

 さっそくイタリア人のお友達数人に祝電のメールをしたりしたのですが、日頃とはまったくちがうテンションのお返事に、イタリアの喜びをちょっとかいま見た気がしました。そもそも私がしってるイタリア人は日本に興味があるひとたちでもあるので、平均的日本人よりよっぽどワビサビ感のある人たちだったりするのですが、しかし喜びの声のメールは私の想像をはるかに超えて、ワールドカップ優勝にはげしく歓喜するイタリア人以外の何者でもないのでした。ほんとーにAuguri。

 ブックフェアとワールドカップだけでなく、ちゃんとでっかい作品制作にも取り組んでいます。しかも今かよってる版画工房はエアコンがこわれていて半分以下も機能していないし、ほとんどスポーツといってもよい運動量の大きな作品制作中の私には、ほんとうに暑さが堪えるのでした。でも湿気てる今が版のためには一番やりやすいので、がまんして制作するのだ。

 来月なかばの工房の夏休み、その直前の大掃除までに、この大きい作品(しかも2点同時に作っている)を仕上げなくては。刷りかけの作品を吊しているところがやむなく講師たちが工房のカギをあけて出入りする裏口に面していて、残念ながら講師によっては、作品を飲み屋ののれんのごとく払いのけることに全く躊躇しない人もいる。そんな工房の大掃除の時にはさすがに作品をしまっておきたいものね。とにかく今週はよく寝て(ここポイント)暑さにまけずにがんばろう。(つづく)


7月24日(月曜日)

 なんかもう2ヶ月ぐらいずっと雨つづきな気がする。とはいえ災害などにはほど遠く、家の中がどれも湿っぽいぐらいなので文句はいえない。それに制作中の大きい(当社比)版画があと1版刷りが残っている。湿気ってるほうが私はつらいけど、前にも描いたけど作業は断然やりやすい。

 こう雨がふってると、軒下の植木に水をやる必要もないわけで、助かると言えば助かる。でも今年も朝顔を植えたのだけど、去年のはげしく日当たりのよい南側でなく、とおりすがりの人にさりげなくみせびらかそうと、以前のように玄関よりの西北側に配置したのだった。去年がけっこう盛大にのびまくってくれたので、今年も場所をすでにツタがからまって伸びてよいように準備はしたものの、こんなに日照が悪くなるとは思ってなかったので、なんか朝顔もやる気だしていいものかどうか迷ってるような感じだ。

 そんなことより、夏と言えば、個展の準備その一のシーズンであることを思い出した。ちょうど私の一ヶ月前に同じギャラリーで個展をする友人に、前準備のことを聞かれたので、経験談をえらそうに語ってみたのだが、よく考えたら彼女に「こうしてみるのもいいよ」なんて提案してることを、一ヶ月後(その話をしたのはもう数週前なので、もう一ヶ月もない)に自分がやらなくてはいけないのだった。

 去年は、グラフィック・ノベルづくりの方に気を取られていて、今とってもバリバリとリトグラフを制作中なので、個展準備業務をうっかりしていた。8月にはDM制作もしないといけないんだった。あたふたしてしまう。・・といいながら、普通の人よりのんびり暮らしている(らしい)のではあるが。とにかく、がんばろう。(つづく)


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