令和初13日の金曜日だそうで。
気にすることないけど、やっぱり気になる数字の話を思い出しました。
当然のことながら13を忌み嫌う方は多い。
いま開催中のブエルタ・エスパーニャ(自転車レース)でも、背番号13の選手がそのゼッケンを上下逆さにつけて厄払い?してるようなのを見ました。
日本でも4や9って同じで、今はそれほどでもないけど、病室の番号や団地の棟番号でも飛んでたり。
かつては、そんなに珍しいことではありませんでした。
それを実感したのが、だいぶ前だけど個展の時。
並んだ作品のなかに、エディション番号「4/10」のものがありました。
その時私は不在だったのだけど、その作品を気に入ってくれたお客様がいらして、でも「4」じゃないのが欲しい、とのことで対応しきれず結局それきりに。
ご自身はもちろん、もし贈り物に考えてらして、それが先方のお祝いやまた病気の方がいらっしゃったりしたら、そりゃ私だって「4」は避けたい。
お気持ちはよくわかる。
なので、それ以後つくる作品は、そんなの最初からなくしちゃうことにしました。
まあ正直いうと、そんな絵の端っこについてる小さな番号ひとつで売りそびれてしまうなら(笑)、さっさと変えますよってことで。
買おうと思ったけど、やっぱりやめた、の口実だったかもしれませんが。
そんなわけで今の私の版画作品は、最初から「4」と「9」はないです。
全体の枚数(分母)が10だとしたら、3/10の次は5/10。
8/10の次は10/10になります。
分母数がもっとあるときは「13」もなし。
さすがにそれ以上は、あれこれ考え出すとキリがないので、普通にしてます。