ステイ・ホーム期間中に、思いつきではじめた
「やってみよう!リトグラフ」という、ステイ・ホームなワークショップ。
実際どんなかんじの作品ができあがるんだろう?
ということで、作品公開にOKくださったみなさまの作品を
ばばーーん!と紹介しますっ。
★まず一番手は、電車だいすき小学生のKくん。
とれたんずの「けいひんとうほくん」とのこと。
「はたらきもので がんばりやさんの男の子 たのまれたらいやとはいえない」
キャラだそうで、そんなわけで私も、インクの色は黒か赤の2択です、なんて
無粋なことは言わず、青24号(京浜東北線の色名だそうです)に合わせて調色してみました!
とっても素敵に仕上がり、一枚いただけないかお願いしたところ
けいひんとうほくんと同じく「たのまれたらいやとはい」わずにくれました!
やったー。
Kくんは、数年前に春日部のTーBOXさんという造形教室で開催した
ワークショップにも参加してくれてます。
★続いては「やってみよう!リトグラフ」でたくさん動物の絵を
描いてくださったRさん。
実際に動物園に足を運び、観察しての力作です。生き生き。
★続いては、切り抜きを活かした、蛙月庵さんのアマビエちゃん!
花びらのような形の切り抜き指定は、散華のイメージとのこと。
このアマビエ散華のパワーはすごそう。
和のイメージだし、ためしに和紙にも刷ってみました(左)。
右はいつものポストカード用紙。どちらもとても素敵。
★つづいては料理人でもあるSさんの、お魚くわえたどら猫ちゃん!
よく見ると、細かい文字をアラビアゴムで抜き仕上げにしている緻密作品!
ここまで細かくできてるのはすごい。
こちらは「やってみよう!」を思いつきで呼びかけて、すぐに参加してくださったため、版のはじっこまで描くけど紙には写らないよ!という注意が間に合わず、たいへん申し訳ないことに端っこまで力作になってしまい(汗)特別対応として大きい紙に刷ってことなきを得ました。
★そして、お友達お知り合い対象に自宅アトリエでリアル開催していたワークショップのころ参加してくださったKSご夫妻の作品も!
かわいい窓辺の犬ちゃん(妻さん)。うちの窓辺から発想を得たとのこと。
「やってみよう!リトグラフ」で各自描画していただくのと、自宅アトリエにお越しいただいてたWSと技法的に手順はほぼ同じですが、描画材料のうち、解墨か、謎の綿棒か、という違いがあります。
解墨はかなり加減が難しく、目の前で作業をみながらでないとちょっと心配。「やってみよう!」で使う「謎の綿棒」は失敗する可能性はそれほどありません。仕上がりはそれぞれですが、どっちにも良さがあると思います。
解墨つかうとこんな感じ。独特のタッチが活きてるパンダちゃん(夫さん)。
もうひとつ、在宅WSでの大きな違いは、ご自分でプレス機回して刷っていただくこと!私は口でいうだけで、ぜんぶご自身でローラーころころもプレス機ぐるぐるもやっていただくのであった。スパルタびしびし。
きびしくも、ささやかにお茶とおやつ付き。
なので、時間内に収まるなら、2作目にチャレンジしていただくことも。私はみてるだけなので笑。
そんなわけで、ワークショップは、どちらにもそれぞれの良さがあります。
それこそワークショップに限らず、コンサートなどでも、じかに見るライヴのよさはもちろんあるけど、でもどこからでもいつでも参加して楽しめるのは、やはり新しい楽しみ方のひとつですよね。「ライヴで直接見られないから仕方なく」だけではなく。
なので今しばらくは、予防対策をしっかりとりつつ、今ならではやり方で楽しむのがいいかな、と思っています。
作品画像提供にご協力くださった参加者のみなさま、どうもありがとうございました!!!
「やってみよう!リトグラフ」の流れをあらためて、ごらんになるにはこちらからどうぞ。